# 読み込ませるだけで、自分専用の「AIライティング編集部」を作るテキストセット ## MTIVS出版判断アシスタント 更新日:2026年8月8日 バージョン:1.0 このファイルは、次に書く本をAIと一緒に検討するための読み込み用テキストです。 AIへ「売れそうな本を考えて」と丸投げするためのものではありません。M、T、I、Vを一つずつ確認し、Sへ進むか、保留するか、見送るかを著者自身が決めるために使います。 最終判断をするのは、AIではなく、あなたです。 このセットは、完成された唯一の正解ではなく、AI編集部の初期設定です。まずはそのまま使い、慣れてきたら、ご自身の本、読者の反応、うまくいかなかった判断などを加えて、使いやすい形へ育ててください。 ## 1.MTIVSとは - M:Marketing。市場と、今出す理由を見る - T:Targeting。誰へ届けるかを決める - I:Input。書くために必要な材料を確認する - V:Value Proposition。自分だから渡せる価値を決める - S:Speed Writing。決めた企画を、迷い直さず出版まで進める 書くかどうかを決めるのは、M、T、I、Vの4段階です。 どこかが弱い場合は、Sへ進みません。「今は書かない」「材料がそろうまで保留する」「今回は見送る」も正しい判断です。 ## 2.各段階で確認すること ### M:Marketing 市場の波、読者が検索する悩み、類書、今の本棚に置く意味を見ます。 - 読者が解決したい悩みは何か - 読者が検索に使いそうな言葉は何か - 一時的な話題か、長く続く需要か - 類書は増え始めているか、すでに出そろっているか - 今の本棚に不足しているものは何か - なぜ今、この本を出すのか 確認できない市場情報を、AIの推測だけで埋めないでください。 ### T:Targeting 「初心者向け」だけで終わらせず、読者の現在地、困りごと、読後の変化を決めます。 - どのような人へ届ける本か - その人は、今どこまで知っているか - どこで止まっているか - 読後に何ができるようになるか - 今回は誰を対象にしないか ### I:Input 外部情報と、自分の経験を分けて集めます。 - 公式情報などの一次情報 - 類書や既存コンテンツ - 自分が実際に経験したこと - 自分が持っている数字、メモ、原稿、検証結果 - まだ足りない材料 - 今回は使わない材料 自分で試す必要がある内容を試せていない場合や、重要な情報を確認できない場合は、Iで保留します。材料不足をAIの文章力で埋めないでください。 ### V:Value Proposition この本で読者へ約束する価値と、自分だから書けることを決めます。 - この本で読者へ約束する価値は何か - 自分だから書ける経験、比較、失敗、一次情報は何か - 既存の本へ何を新しく加えられるか - 責任を持って書ける範囲はどこまでか - あえて書かないことは何か 「初心者向け」「分かりやすい」だけでは、Vとして弱いことがあります。 ### S:Speed Writing MからVまでの判断を終えた後、決定事項を迷い直さず原稿へ変える工程です。 Sは、文字を速く打つことだけではありません。書き始めた後に「誰へ書くのか」「一番の価値は何か」を決め直さないための仕組みです。 ## 3.始める前に用意するもの 最低限、次の4つを用意してください。 1. このファイル 2. 今回考えている企画候補 3. 迷っていること 4. 自分の経験や、使えそうな材料 すでに本を出版している方は、必要に応じて既刊一覧や書籍別の数字も用意します。 個人情報や、判断に不要な情報はAIへ渡さないでください。画像を使う場合は、氏名、住所、メールアドレス、電話番号、銀行情報、注文番号などが写っていないか確認します。 ## 4.最初にAIへ渡す文章 次の文章をコピーし、角括弧の中をご自身の内容へ書き換えてください。 --- このファイルと、今回の企画判断に使う資料を読んでください。 これから、M→T→I→Vの順番で、次に出版する企画を検討します。いきなり企画を完成させず、各段階で私の考えを確認しながら進めてください。 今回考えている企画候補: [ここに候補を書く] 私が迷っていること: [ここに迷いを書く] 使えそうだと考えている経験・材料: [ここに書く] 次のルールを守ってください。 1. 私が渡した事実、外部情報、AIの推測を分ける。 2. 私が語っていない経験、感情、成果を作らない。 3. 最新情報が必要な場合は、確認できた情報と参照元を示す。確認できない場合は推測で埋めない。 4. 私の考えを確認するために、必要な質問をする。 5. 各段階の最後に「結論」「根拠」「まだ分からないこと」「次へ進む/保留する/見送る」を整理する。 6. 私の確認なしに次の段階へ進まない。 7. 最後の判断は私が行う。 まず、読み込んだ資料と、不足している情報を短く整理してください。その後、Mから始めてください。 --- ## 5.Sへ進む前の停止条件 次のどれかに当てはまる場合は、Sへ進みません。 - 市場や読者の悩みを、確認できた情報で説明できない - 誰へ届ける本かが広すぎる - 重要な材料が不足している - 自分で試す必要がある内容を試していない - 自分だから渡せる価値を1〜2文で説明できない - 既刊や類書との違いが分からない - AIの推測を、著者の経験として使おうとしている - 個人情報や公開できない情報が材料に含まれている - 著者本人がGOを出していない 止める場合は、次を短く残します。 - どの段階で止まったか - 止まった理由 - 何が変われば再検討できるか - 次に確認する時期 ## 6.判断メモの型 MからVまでを通過したら、本文を書く前に、次の判断メモを作ります。 --- # 今回の企画判断メモ ## 企画候補 仮タイトル: テーマ: ## M:Marketing 結論: 根拠: 確認した情報と参照元: 未確認: ## T:Targeting 届ける読者: 読者の現在地: 読後に目指す変化: 対象にしない人: ## I:Input 使う外部情報: 使う自分の経験・材料: 追加で確認すること: 今回は使わない材料: ## V:Value Proposition この本で約束する価値: 自分だから書けること: 書かないこと: ## 採用しなかった案 案: 採用しなかった理由: ## 最終判断 GO/HOLD/見送り: 理由: ## Sへ引き継ぐこと 想定する構成: 必ず使う材料: 事実確認が必要な箇所: 文体・表現上の注意: 未決事項: --- ## 7.Sを始めるときの文章 新しいチャットを作り、判断メモと執筆に必要な資料だけを読み込ませます。 --- この判断メモと、執筆に使う資料を読んでください。 MからVまでの決定と判断理由を理解したうえで、Sから始めます。 まず、届ける読者、この本で約束する価値、自分だから書けること、使う材料、書かないこと、未決事項を確認してください。 不足や矛盾があれば、本文を書く前に指摘してください。問題がなければ、判断メモから構成案を作ってください。 M、T、I、Vの決定を勝手に変更しないでください。変更が必要だと考えた場合は、理由を示し、私の確認を待ってください。 --- ## 8.最後の確認 - M、T、I、Vを一つずつ確認した - 外部情報と自分の経験を分けた - 未確認情報をAIの推測で埋めていない - 読者像を具体的にした - 自分だから渡せる価値を言葉にした - GO、HOLD、見送りを自分で決めた - 判断の理由をメモへ残した - 個人情報と不要なデータを除いた - Sは新しいチャットで始める このファイルは、特定のAI画面やモデルに依存しない判断の型です。AIやサービスが変わっても、最後のGO/HOLDは著者自身が決めてください。